ファイナンシャルプランナーという言葉は、ここ近年だいぶ浸透してきました。
各種メディアにも露出が増え、情報番組などでファイナンシャルプランナーがお金のことや家計の事、保険の事などを話をしている場面を見かけることが増えました。
これは、私のようにファイナンシャルプランナーを生業としている者からすると大変嬉しいことです。
しかし、一方でファイナンシャルプランナー(以後、FP)という肩書を付けてる人がすごく多くなったことも事実です。それはそれでいい事なんですが、皆さんは巷に溢れるFPから、自分たちが抱える不安や悩み、問題を解決し得るFPを選ばないといけないんです。
FPなら、誰でも同じでは?
って声も聞こえてきそうですが、全く違うんです。
なので!
今回は、FPの違いと自分たちに合ったFPの見分け方を伝授します!
(本音は、私が一番良いですよ!と言いたいところなんですが)
ただ、結構のボリュームになりそうなので前編と後編にに分けて書くことにします(;^ω^)
さて前編は、FPの違いについて書いていこうと思います。
そもそもFPって資格の事?それとも職業?
というところからお伝えしますね。
FPって、資格のことでもあり職業でもあります(笑)
ただ、資格を持っていなくてもFPとして仕事をすることは「可能」なんです。
つまり、医師や弁護士や司法書士、税理士のように資格を持っていないとその業務をすることができない「業務独占資格」じゃないんです。
なので、資格を持っていなくても「ファイナンシャルプランナー」という肩書を誰でもつけることはできるし、FPの業務をすることが出来ます。
なので、FP資格を持っているかどうか・・・が、
皆さんの判断基準の1つにすることはできると思います。
ただね、その資格なんだけど…
これがまたややこしい。
なので、すごく簡潔に言います!
ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格)もしくはAFP・CFP(民間資格だが信頼できる)を持ってるかどうか。
それだけ!
この資格を持ってる人なら、ある程度の知識や技能はあると思って大丈夫です。
経験は別ですよ!(これは、今後説明します)
それ以外の類似資格もあるけど、判断基準の1つにするならココです!
これだけだとちょっと乱暴な気もするの、少しだけ解説します。
FPの国家資格は、「ファイナンシャルプランニング技能士」のみです。1級から3級まであり、3級は業務経験がなくても受けることが出来ます。(詳しくは知りたい人は、https://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/sikaku.htmlを覗いてみてください。)
次に民間資格で有名なものが「AFP」や「CFP」です。この資格は、日本FP協会というところが実施しています。実はこの資格のほうがFP技能士より歴史が長く、こっちの資格を持っている人が多い気がします。保険会社や証券会社、保険代理店の人たちはこっちの資格を持ってる人が多いんじゃないかなぁって個人的に感じます。
ちなみに、私は、ファイナンシャルプランニング技能士の資格者です。
類似の民間資格も探せば色々あるんですけど。ただね・・・
なんだかんだ言って資格商売団体の資格なんでね。
お金さえ払えば取れる資格がほとんどです。
(こんなこと書いたら、怒られるだろうな・・・)
なので、保有資格を判断材料の1つとして見るなら、
1・2級のFP技能士とAFP・CFPです。
ホームページなんかのプロフィールに「ファイナンシャルプランナー」って書いてる人は、少なくともFP技能士とAFP・CFPは持っていない人が多いですね。
代わりに別の民間資格を書いてると思います。
ほかにも、「シニアライフコンサルタント」や「トータルライフコンサルタント」て資格を持つ人もいますが、これは、生命保険協会が実施する業界の共通資格で生命保険の募集人が取る資格です。
トータルライフコンサルタントが一番上位の資格で、昔は認定生命保険士って言ってたのに、現在は生保協会認定FPて呼び方に変えています。
さて、ここまで資格について書いてきましたが・・・長くなっちゃいましたね(;´・ω・)
ということで、後編に続く。
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