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家づくりで第一印象や先入観に影響を受けないために。

更新日:2021年9月21日

みなさんは、コロナワクチンを打ちましたか?それとも打ちませんか?

SNSなどでは、ワクチン接種派と不要論派の議論が絶えません。


さて、この議論って正解ありますか?それぞれの立場で正しいと思ってる事をぶつけ合ってるだけなんですよね。


これ、行動経済学的に言うと「確証バイアス」といいます。バイアスって言葉は聞くことがあると思いますが、これは、偏見や自分が正しいと偏った思い込みという意味です。


確証バイアスをWikipediaで調べると、

仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと

と書いてあります。要は自分が信じたいものや主張する内容や仮説にフィットした情報や事実ばかりを集めて、物事を判断する傾向があるということです。一方で、自分の考え方や価値観と反するものには、疑問を持ち反論材料を探し攻撃する傾向にあります。


心の知能指数「EQ」の提唱者であるダニエル・ゴールマンは、著書にて「感情は自己を正当化しようとし、認識やその裏付けとなるものもそれに巻き込まれる」と述べています。


一度「こう!」と思ったことは、その感情を間違っていないよね?という確証を得たいがために、自分に都合のいい情報や声だけを受け入れるということです。


前述のコロナワクチン論争も、それぞれの言い分のデータや専門家の論述を集め、「ほら!私の考えていることの方が正しいでしょ?」となるわけです。


この確証バイアスは、家づくりにおいても皆さんはかかってしまいます。

例えば、大手のハウスメーカーなら会社もしっかりしてるし安心できる、とか。他には、住宅ローンの固定金利なのか変動金利なのか、も確証バイアスにとらわれる傾向があります。


この確証バイアスを防ぐためには、プラスとマイナスの両面から意見やデータを集め、客観的に判断をすることです。


第一印象が良かったから。

ネット上の評価が良かったから。

〇〇の人が言ったから。

雑誌に載ってたから。


が先入観を生みだし、「確証バイアス」にかかっていきます。


そうなると、「見ざる・聞かざる」になって本当に必要な情報が見えなくなり、聞こえなくなります。


人生で一番高い買い物をするんです。十分に気を付けましょうね。


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